六曜とは?意味・特徴・取り入れ方を解説

開運・引き寄せ

「六曜とは何?」「大安や仏滅の違いがよくわからない」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

六曜は、日本のカレンダーでよく見かける暦注のひとつです。大安や仏滅、友引など6種類の日に分かれており、結婚式や引っ越し、契約などの日取りを決める際の参考として広く活用されています。

一方で、六曜の意味を正確に理解している人は意外と多くありません。また、六曜は宗教的なものだと思われがちですが、その成り立ちや考え方は少し異なります。

この記事では、六曜の意味や由来、6種類それぞれの特徴、日常生活での活用方法まで詳しく紹介します。

六曜とは?

カレンダーの隅に書かれている「大安」や「仏滅」の文字を見て、「今日はどんな日なのだろう」と気になった経験はありませんか。毎日のように目にする言葉ですが、そもそもこれが何なのかを説明するのは難しいものです。まずは基本的な知識から見ていきましょう。

① 六曜の意味

六曜とは、その日の縁起の良し悪しを判断するために使われる暦の基準です。もともとは中国から伝わったとされており、日々の生活にアクセントをつけるための目安として親しまれてきました。

現在の日本では、毎日の運勢を占う手軽な指標として定着しています。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つの曜日がセットになっており、それぞれに異なる意味が込められています。

② 六曜の読み方

六曜は「ろくよう」と読むのが一般的ですが、地域や時代によっては「りくよう」と呼ばれることもあります。6つの曜(日)という意味からこの名前がつけられました。

それぞれの日の名前も、読み方が複数あるものが多く存在します。例えば「先勝」を「せんしょう」と読むこともあれば「さきがち」と呼ぶこともあり、どちらを使っても間違いではありません。親しみやすい呼び方で覚えてみてください。

③ 六曜の由来

六曜のルーツは古代中国の時間の占いにあると言われています。当時は日にちではなく、時間を区切って吉凶を占うために使われていた仕組みでした。これが鎌倉時代から室町時代にかけて日本に伝わってきたとされています。

日本に伝わってからは、時代を経て少しずつ形や名前を変えていきました。江戸時代の終わりごろには、現在の形に近い形で人々の間に広まり、毎日の生活のちょっとした楽しみに変わっていったのです。

④ なぜカレンダーに記載されているのか

明治時代になると、政府によって古い暦や占いが禁止された時期がありました。しかし、人々は慣れ親しんだ六曜をカレンダーにこっそりと書き残し、生活の知恵として使い続けました。

その名残が現代にも引き継がれており、カレンダーを作る会社が利用者の要望に応える形で掲載を続けています。今では公式なルールではなく、生活を便利にするためのお役立ち情報としてカレンダーに載っています。

六曜一覧|6種類の意味と特徴

6種類ある六曜には、それぞれまったく異なる性格があります。なんとなく「大安は良さそう」「仏滅は避けたい」と思っていても、具体的な特徴までは分かりにくいですよね。ここからは、それぞれの日にどんな意味があるのかを順番に見ていきます。

① 大安(たいあん)

大安は、六曜の中で最も縁起が良い日とされています。「大いに安し」という意味があり、何をやってもうまくいくとされる大変おめでたい日です。

時間帯による吉凶の波がなく、一日中ずっと良い運気が続くと考えられています。そのため、新しいことを始めたり、お祝い事の計画を立てたりするのには最適なタイミングと言えます。

② 友引(ともびき)

友引は、文字の通り「友を引き寄せる」という意味を持つ日です。良いことも悪いことも、周りの人を巻き込むと考えられているのが大きな特徴です。

時間帯によって運気が変わり、朝と夕方は吉ですが、お昼の11時から13時の間だけは凶になるとされています。お祝い事には向いていますが、少し注意が必要な時間帯もあります。

③ 先勝(せんしょう・さきがち)

先勝は「先んずれば即ち勝つ」という意味があり、何事も急いで行動することが吉とされる日です。物事をスムーズに進めたいときは、早めの行動が鍵を握ります。

運気のピークは午前中にあり、午後になると運気が下がって凶に転じると言われています。大切な用事や勝負事は、朝一番からお昼前までに済ませるのがおすすめです。

④ 先負(せんぷ・さきまけ)

先負は「先んずれば即ち負ける」という意味で、先勝とは真逆の性質を持っています。急いで行動すると失敗しやすいとされるため、慌てず穏やかに過ごすのが良い日です。

午前中は凶の時間帯ですが、午後からは吉に変わると言われています。そのため、何か予定を入れるのであれば、お昼を過ぎてから動き出すのが賢い選択になります。

⑤ 赤口(しゃっこう・せきぐち)

赤口は、陰陽道の「赤舌神(しゃくぜつじん)」という神様に由来する日です。基本的には凶の日とされており、特に「火」や「刃物」の扱いには注意が必要だと言われています。

ただし、一日中ずっと悪いわけではなく、お昼の11時から13時の間だけは吉に変わります。このわずかな時間帯を上手に使うことが、赤口を穏やかに過ごすコツです。

⑥ 仏滅(ぶつめつ)

仏滅は、六曜の中で最も運気が下がる日とされています。もともとは「物滅」と書かれ、すべての物が一度滅びるという意味から、現在の漢字が当てられるようになりました。

お祝い事や新しい挑戦は避けたほうが無難だとされる一方で、「物事が新しく始まる日」と前向きに捉えることもできます。悪縁を断ち切りたいときには、あえてこの日を選ぶ人もいます。

六曜の順番と決まり方

カレンダーを眺めていると、六曜が規則正しく並んでいるように見えて、突然順番がジャンプしていることに気づくかもしれません。不思議に思える並び方には、昔ながらの面白いルールが隠されています。その仕組みを覗いてみましょう。

① 六曜の並び順

六曜には基本的なローテーションが存在します。その並びは「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の順番で、これが何度も繰り返されるのが基本のルールです。

この6日間のサイクルが綺麗に回っている間は、毎日の曜日のように次の日を簡単に予想できます。しかし、これだけでは終わらないのが六曜の不思議なところです。

② 六曜が毎月変わる仕組み

規則正しいローテーションが途切れる原因は、旧暦の毎月1日にあります。旧暦の新月を迎える日になると、それまでの順番をリセットして、月ごとに決められた特定の六曜からスタートするルールがあるからです。

例えば、旧暦の1月1日は必ず先勝から始まり、2月1日は必ず友引から始まると決まっています。このリセットが行われるため、一般的なカレンダーでは途中で順番が飛んだように見えます。

③ 六曜を計算する方法

六曜を特定するには、旧暦の「月」と「日」を足し算するシンプルな計算方法が使われます。算出した数字を6で割った余りによって、その日の六曜がどれになるかが決まります。

計算で出た余りが1なら友引、2なら先負、3なら仏滅、4なら大安、5なら赤口、0なら先勝になります。旧暦の日付さえ分かれば、誰でも簡単にその日の六曜を導き出すことができます。

④ カレンダーごとに表記される理由

現代のカレンダーは、太陽の動きを基準にした「新暦」で作られています。一方で六曜は、月の満ち欠けを基準にした「旧暦」をベースに計算されているため、ズレが生じます。

カレンダーを作る会社は、新暦の日付に合うように旧暦のデータを重ね合わせて印刷しています。そのため、どのカレンダーを見ても基本的には同じ六曜が記載されることになります。

六曜ごとの縁起の良いこと・避けたいこと

「今日は大切な契約があるけれど、何の日かな」とスケジュール帳を見返すことがありますよね。それぞれの六曜には、ふさわしい行動と、少し気をつけたい行動があります。毎日の暮らしを心地よく過ごすためのヒントとして活用してください。

① 大安に向いていること

大安は何をしても良い日なので、特に大きなイベントに最適です。結婚式や入籍はもちろん、引っ越しや車の納車、新しいビジネスのスタート、財布の買い替えなどに向いています。

新しく家を建てるための地鎮祭や、大きな金額が動く契約事も、大安に合わせることで気持ちよく進められます。失敗したくない大切な予定は、まず大安を候補にしてみるのが定番です。

② 友引に向いていること

友引は「おめでたいことが友人にも波及する」と考えられるため、結婚式や引き出物の発送にとても向いています。幸せをお裾分けするという意味で、喜ばしいお祝い事に最適です。

一方で、葬儀や法事などのお悔やみ事は「故人が友を連れていってしまう」と連想されるため、昔から避けられてきました。お祝い事には大吉ですが、悲しい出来事には不向きな日です。

③ 先勝に向いていること

先勝の日は、午前中のうちに素早く行動することが吉を呼びます。急ぎの用事や勝負事などは、朝の新鮮な空気の中でスタートさせるのが良い方法です。

逆に、午後からの行動は運気が下がってしまうため、大事な商談や契約を夕方以降に設定するのは避けたほうが安心です。用事は午前中に詰め込み、午後はのんびり過ごすのが理想的です。

④ 先負に向いていること

先負は、急がず騒がず、じっくりとチャンスを待つのが正解とされる日です。大きな決断を迫られる会議や、勝負をかけるイベントは午前中を避けたほうが良いとされています。

用事を入れるのであれば、運気が吉に変わる午後からがおすすめです。午前中は資料の準備や確認作業に時間をあて、午後一番に本番を迎えるようなスケジュールが適しています。

⑤ 赤口に向いていること

赤口の日は、基本的には新しいことや目立つ行動は控えて、静かに過ごすのが無難です。特に刃物や火を使うこと、つまり料理や引っ越しなどでは、いつも以上に安全管理を意識することが大切です。

どうしても外せない予定がある場合は、唯一の吉の時間帯である「11時から13時」の間に設定することをおすすめします。この時間帯に重要な手続きを済ませると良いでしょう。

⑥ 仏滅に向いていること

仏滅は一般的に全ての予定を避ける日と思われがちですが、実は引っ越しや別れ話には向いているという側面もあります。これまでの環境をリセットして、新しくリスタートするのに良い日だからです。

一方で、結婚式や新しいお店のオープンといった「これから長く続けたいお祝い事」に関しては、仏滅を避けるのが一般的です。何を始めるかによって、捉え方が大きく変わります。

六曜は結婚式や入籍の日取りに影響する?

人生の大きな節目となる結婚式や入籍の日。せっかくなら一番良い日を選びたいと思う反面、仕事の都合や式場の空き具合もあって悩んでしまうカップルは多いものです。結婚にまつわる六曜の考え方と、実際の選ばれ方について詳しく紹介します。

① 大安が人気とされる理由

結婚式の日取りとして、今でも最も人気が集まるのが大安です。一日中どの時間帯でも縁起が良いため、お昼の披露宴でも夕方の二次会でも、安心してゲストを招待できるのが魅力です。

また、本人たちだけでなく、両親や親族の中に六曜を大切に考える人がいる場合、大安を選んでおくことで周囲の安心感に繋がります。みんなに祝福される結婚式にするための、定番の選択肢です。

② 仏滅を選ぶ人もいる理由

最近では、あえて仏滅の日に結婚式を挙げるカップルも増えています。なぜなら、多くの式場では仏滅の日に割引プランや特典を用意しており、費用を大幅に抑えられることがあるからです。

また、人気の式場であっても、仏滅の日であれば予約が取りやすいという現実的なメリットもあります。縁起を気にしない二人であれば、予算を賢く使うための魅力的な選択肢になります。

③ 友引と結婚の関係

大安に次いで結婚式に選ばれることが多いのが友引です。「幸せを友人に引き寄せる」という意味があるため、参列してくれる大切な友人たちに幸せを分かち合う日として好まれています。

ただし、お昼の11時から13時は凶になるため、挙式の時間を午前中の早い時間にするか、あるいは午後遅めの時間からスタートさせるなどの工夫をするカップルもいます。

④ 日取りを決める際の考え方

結婚の日取りを決める上で一番大切なのは、二人だけで抱え込まずに家族と話し合うことです。若い世代が気にしなくても、祖父母や両親が日取りの縁起をとても心配するケースは少なくありません。

お互いの価値観を尊重しながら、みんなが笑顔で当日を迎えられる日を見つけることが大切です。六曜の文字だけに縛られず、季節やゲストの集まりやすさも一緒に考えてみてください。

六曜と葬儀の関係

お葬式や法事の手配をする際に、「友引の日は避けたほうが良い」というお話を聞いたことがあるかもしれません。なぜお葬式と六曜がこれほど強く結びついているのでしょうか。その理由と、知っておきたい現代のマナーについて紹介します。

① 友引に葬儀を避ける理由

友引の日に葬儀を避けるのは、「親しい友人まであの世に引きずられてしまう」という言葉の連想からきています。古くからの迷信や慣習が元になっており、周囲への配慮として定着しました。

悲しい出来事がこれ以上周りに広がらないようにという、残された人たちの優しい願いが込められたマナーでもあります。そのため、今でも多くの地域で友引の葬儀は敬遠されます。

② 火葬場が休業する地域がある理由

全国の多くの地域では、友引の日に合わせて火葬場が休館になります。これは、友引にお葬式を行う人がほとんどいないため、施設を休ませる日として定着したという歴史があります。

そのため、友引の日にお葬式を挙げたくても、物理的に火葬ができないというケースが多々あります。お悔やみ事が発生した際は、地域の火葬場のスケジュールを確認することが先決です。

③ 六曜と宗教的な考え方の違い

ここで知っておきたいのは、六曜は仏教の教えとは一切関係がないということです。仏教の開祖であるお釈迦様は占いを否定しており、特定の日の良し悪しで人の運命は変わらないと説いています。

つまり、仏滅や友引という文字に「仏」や「友」が含まれていても、それは後から当てられた漢字に過ぎません。お寺の住職に相談しても、「友引にお葬式をしても問題ない」と言われることがほとんどです。

④ 現代における捉え方

現代では、スケジュールや家族の都合を最優先にして、友引であっても家族葬などを執り行うケースが少しずつ増えています。形式よりも、故人を静かに見送る気持ちを重視する考え方です。

ただし、参列する親戚の中に気にする人がいる場合は、後々のトラブルを防ぐために避けておくのが無難です。周囲の気持ちに寄り添いながら判断することが求められます。

六曜と他の暦注との違い

カレンダーを見ていると、六曜のほかにも「一粒万倍日」や「天赦日」といった言葉を目にすることが増えましたよね。「どれを信じたらいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。六曜と、それ以外の有名な吉日との違いについて紹介します。

① 一粒万倍日との違い

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味を持つ吉日です。六曜が日々の基本的な運勢を表すのに対し、こちらは何かを始める日として特化しています。

特にお金を投資したり、お財布を新しくしたり、新しい仕事を始めたりするのに良い日とされています。大安と一粒万倍日が重なる日は、最高の開運日として大人気です。

② 天赦日との違い

天赦日(てんしゃにち)は、日本の暦の中で最高の吉日とされている特別な日です。「天がすべての罪を許す日」という意味があり、年に数回しか訪れない貴重な大吉日です。

六曜の大安よりもさらに強いパワーがあると信じられており、何を始めても障害が起きないとされています。結婚や開業など、人生の大きなイベントをここに合わせる人が多くいます。

③ 寅の日との違い

寅の日(とらのひ)は、十二支をもとにした12日ごとに巡ってくる吉日です。虎は「千里行って千里帰る」と言われることから、旅行に行っても安全に戻ってこられる、あるいは出したお金が戻る日とされています。

ため、財布の購入や旅行の出発には最適ですが、婚礼関係だけは「実家に戻れてしまう」ことを連想させるため、避けるべき日とされているのが六曜との違いです。

④ 吉日・凶日との関係

これらの暦注は、それぞれ異なる占いの歴史や仕組みから作られています。そのため、大安なのに他の占いでは凶日だったり、逆に仏滅なのに一粒万倍日だったりという重なり合いが起こります。

すべてを完璧に守ろうとすると動けなくなってしまうため、基本的には「良いことだけを信じる」か、最も有名で馴染み深い六曜をベースに考えるのがスマートな付き合い方です。

六曜を参考にする際の注意点

スケジュールを決める上で便利な六曜ですが、あまりに囚われすぎてしまうと、かえって生活が不自由になってしまうこともあります。トラブルを防ぎ、毎日を心地よく過ごすために知っておきたい、活用する際の大切なポイントをいくつか紹介します。

① 六曜に法的な根拠はない

大安や仏滅といった六曜は、あくまで昔からの習わしや文化の一部であり、法律で定められたルールではありません。国が公に認めているものではなく、個人の自由な選択に委ねられています。

したがって、仏滅に結婚式を挙げても、大安に引っ越しをしなくても、何か罰則を受けたり困ったことが起きたりするわけではありません。まずは気楽に捉えることが大切です。

② 地域や世代によって考え方が異なる

六曜をどれくらい重視するかは、住んでいる地域や年代によって大きな温度差があります。年配の世代ほど日取りを大切にする傾向があり、若い世代ほど気にしない人が多いのが今の傾向です。

自分にとっては「どちらでもいいこと」であっても、周囲の人にとっては重大なマナー違反に感じられる場合があります。大切なイベントの際は、周囲への声かけを忘れないようにしましょう。

③ 六曜だけで判断しないことが大切

日取りを決める際は、六曜の吉凶だけでなく、参加する人の都合や体調、当日の天気なども同じくらい重要です。大安にこだわって無理なスケジュールを組むのは本末転倒と言えます。

みんなが参加しやすい週末を選んだり、気候の良い季節を選んだりするほうが、結果として良い思い出になります。六曜は、数ある判断材料の中のひとつとして使うのがコツです。

④ 自分に合った考え方を選ぶ

最終的にカレンダーの言葉をどう受け止めるかは、自分自身の気持ち次第です。「良い日と言われると安心する」なら大安を選べば良いですし、「安く済むなら気にしない」なら仏滅を選ぶのも自由です。

他人の意見に振り回されることなく、自分が納得できるルールを決めておくことで、カレンダーの文字に惑わされることなく、毎日の生活をポジティブに楽しむことができます。

六曜に関するよくある質問

六曜の仕組みや意味が分かってきても、いざ実生活で使おうとすると「これってどうなんだろう?」と細かい疑問が湧いてくるものです。ここでは、多くの人が迷いがちな定番の質問について、分かりやすく回答していきます。

六曜で最も縁起が良い日は?

最も縁起が良いとされているのは、やはり大安です。すべての時間帯において凶となる要素がなく、どんな行事にも自信を持っておすすめできる万能の吉日と言えます。

次点で人気があるのは友引です。お祝い事を周囲に広げるという意味があるため、大安の次に縁起が良い日として、結婚式や各種お祝いのシーンで広く選ばれています。

六曜は誰が決めている?

現代において、六曜を管理している特定の機関や決定者は存在しません。先述した旧暦の月日をベースにした計算ルールに従って、自動的に割り振られているのが実際です。

そのため、誰かの意図によってカレンダーの六曜が書き換えられるようなことはありません。昔から受け継がれてきた数理的な仕組みが、今もそのまま動いています。

仏滅は本当に縁起が悪い?

仏滅は「これ以上悪くならない、ここからは上がっていく」という、再スタートのタイミングとして前向きに解釈することも可能です。決して悪いだけの不吉な日ではありません。

また、先述の通り仏教の教えとも無関係であるため、宗教的な意味でのバチが当たるようなこともありません。捉え方次第で、いくらでもポジティブな日に変えることができます。

六曜を気にしない人は増えている?

ライフスタイルの多様化に伴い、六曜をまったく気にせずにスケジュールを決める人は確実に増えています。特に若い世代では、カレンダーの文字よりも実用性や予算を重視する傾向が強まっています。

仕事の休みが取りやすい日や、施設の利用料金が安い日を選ぶほうが、合理的で現代の生活に合っていると考える人が多くなっているのも、自然な時代の流れと言えます。

海外にも六曜のような考え方はある?

海外には「六曜」そのものは存在しませんが、特定の曜日や日付を不吉とするような似た風習は世界中に存在します。例えば、西洋における「13日の金曜日」は非常に有名です。

ほかにも、国や文化ごとに「この日は行動を控えるべき」とされる伝統的な日があり、形を変えながらも、世界中の人々が何かしらの日取りの目安を持って暮らしています。

まとめ:六曜の意味を知って心地よい日取り選びを

カレンダーによく書かれている六曜は、日々の生活に安心やリズムを添えてくれる昔ながらの知恵です。大安や仏滅などの特徴を知っておくことで、冠婚葬祭の手続きや大切な決断をするときの頼もしい道しるべになってくれます。

六曜は絶対に守らなければならないルールではなく、毎日の暮らしを少し豊かにするための道具に過ぎません。周囲の意見や自分の使いやすさに合わせて、上手にカレンダーの言葉を生活に取り入れてみてください。